チェックイン(15分、5~10人)

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研修や会議の冒頭は、全員が一言ずつ話すところからはじめるといいんです。

チェックイン

【実習】チェックイン
●所用時間:15分 ●人数:5~10人 ●場所:会議室など

【1】ねらい
研修や会議の冒頭、1人ずつ順番に声を出して自己紹介する。場をあたためる効果があるだけでなく、実は、ルールを守るという雰囲気をつくりだす効果がある。

【2】準 備
●とくになし お互いの顔が見えるように座るといいでしょう。

【3】進 行
(1)「それでは、これから、チェックイン(あるいは、クリアリング)をはじめます」といって開始します。。
(2)(趣旨説明)「これから、チェックインをはじめます。チェックインというのは、ホテルと同じで、これから、この研修(会議)に参加するにあたって、1人ずつお名前と簡単な自己紹介をしていきます」
(3)(やり方説明1)
「それでは、1月1日生まれに近い人。だれでしょう。手をあげて。○○さんですね。それでは、○○さんから、1人1分以内で自己紹介します」~全員でやる場合と、グループに分けてやる場合(各5、6人)がありますが、とくにグループごとの場合は、だれが最初に話しはじめるかをしっかり決めておいてからスタートするのがポイントです。
(4)(やり方説明2)
「お話いただく内容は、お名前、どこから来たか、今の気持ちの3点です。1人1分でお願いします。1人のお話が終わったら全員で拍手しましょう」話す項目は、ホワイトボードに大きく板書しましょう。
(4)講師やアシスタントが見本(デモ)を見せるとのもよいでしょう。
(5)スタートの人が決まったところで、「それでは、ごあいさつしてはじめましょう。よろしくお願いします」と言って、順に1人ずつ話してもらうようにうながします。
(6)一人目が終わったところで、しっかり拍手をして、拍手の習慣をつけます。
(7)複数のグループで同時に進めている場合、1分より早く話し終えてしまった少ない場合は拍手を待ってもらい、1分を超過したときは「残念です。ここまでです。話しきれなかったところは、後でゆっくりお伝えくださいネ。次の方がいらっしゃるので」といって話を切って拍手で終わります。

【4】ふりかえり・次への展開
●単なる自己紹介として、すっきり終わってもいいでしょう。
●コミュニケーション系の研修であれば、1分間ちょうどで話すことのむずかしさについて振り返ったり、話す前の自分の気持ちと話し終えた後の自分の気持ちや、場の雰囲気の変化などについて振りかえるのもいいでしょう。
●イスだけで車座になって進めることも多いのですが、そういうレイアウトに慣れていない人だったら、机がないこと、円であることでお互いの顔が見やすいことなどから、スクール形式ではじめるのと雰囲気がどう違うかを聞いて見るのもいいでしょう。

【5】留意点
●明るく元気に、テンポよく進行しましょう。研修でも会議でも最初のイメージが肝心です。
●1分で話す、話し終わったら拍手する、といったルールはしっかり伝え、それをみんなで守るんだということを習慣づけることが肝心です。
●話す項目については、参加者同志がお互いを知っているか、研修や会議に慣れているか、やる気のレベルや知識のレベルに応じて変えていくことが必要です。
●次の本題に効果的につなげると言う意味では、その日に取り上げるテーマに関連したもので自己紹介するとよいでしょう。例えば「チームワーク」がテーマであれば、「チームワークと私」というお題で、ご自身の体験を話してくださいと言います。ただし、それは、参加者のレベルが高い(アドリブがきく、テーマに関する問題意識が高い)場合です。そうでないときは、事前案内で、その旨をアナウンスして用意しておいてもらいましょう。
●「クリアリング」という方法ではじめることもあります。「チェックイン」とやり方は同じですが、より「今ここに集中する」ことを意図します。クリアリングの場合は、たとえばこんな風に説明してはじめます。
「はじめるにあたって、100%集中して欲しいので、心の中でもやもやしていることや、気になっていることがあったら、それをこの場で話してしまいます。例えば『○○です。仕事を部下にまかせてきたので、ちょっと心配です。しかし、それはそれとして、今日はこれから半日間、研修に集中します。よろしくお願いします』という感じです。ポイントは、『それはそれとして』という言葉です。気にかかっている大切なことなので、無視するのではなく、とらわれるのでもなく、そのままにして、今はここに集中するというのがいいのです。もちろん、緊急連絡が入ってきたら対応して結構ですよ。その場合は、講師の私に一言、言ってくださいね。」という感じです。